OKB(オーケービー)とは?
OKBは、暗号資産取引所OKXが発行する取引所トークンで、OKXのブロックチェーンX Layerのガス代にも使われます。
OKBはもともと特定ブロックチェーンの基盤コインではなく、OKX取引所のエコシステム内で使うユーティリティトークンとして始まりました。OKBを保有すると、取引手数料の割引や各種イベント・商品への参加など取引所内の特典を受けられます。
OKBはバイナンスのBNBに近い性格のトークンと考えると分かりやすいです。どちらも取引所の特典から始まり、自社ブロックチェーンの手数料資産へと用途を広げてきました。
OKBの発行量は?バーンの仕組みは?
OKBは長年『バーン(焼却)』で供給を減らしてきたトークンです。OKXは市場からOKBを買い戻して消却するバイバック・バーンを定期的に実施してきました。
OKBの総供給量は、2025年8月のOKX公式発表によると、約6,525万OKBを一度にバーンした後、2,100万枚に固定されました。同時にOKXはスマートコントラクトをアップグレードし、追加発行とバーンの機能を恒久的に削除したと説明しています。
OKBはこの変更により、定期バイバック・バーン型から上限固定型の供給構造へ移行しました。細かな方針は変わる可能性があるため、最新情報はOKXの公式告知で確認するのが望ましいです。
OKBはX Layerでどんな役割を持つ?
OKBは単なる取引所トークンにとどまらず、OKXが運営するブロックチェーンでも役割を担ってきました。2025年8月のOKX発表によれば、OKBはイーサリアム系のゼロ知識(zkEVM)レイヤー2であるX Layerの唯一のネイティブ・ガストークンとなりました。
OKBの位置付け変更とあわせて、OKXはX LayerをDeFi・決済・現実資産(RWA)に重点を置くパブリックチェーンに育てる方針を示しました。従来のOKTChainとそのトークンOKTは整理され、OKBへ統合される方向が示されています。
OKBのこうした拡張は、取引所トークンが自前チェーンの基軸資産になろうとする流れの一部です。ただし計画と実際のユーザー・開発者の採用ペースは異なることがあり、進捗を見守る必要があります。
OKBのリスクは?
OKBの価値は、発行元OKXの利用者数・取引量・事業拡大、そしてX Layerの利用規模と密接に結びついています。OKXとX Layerが成長すれば、OKBの用途と需要も広がる構造です。
OKBには、取引所が規制・セキュリティ・評判の問題を抱えると直接影響を受けるという、取引所トークン共通のリスクがあります。米司法省の2025年2月の発表によると、OKXは無許可送金業に関する罪を認め、5億ドル超の罰金・没収に合意しました。
OKBは一社への依存度が高く、供給方針のような重要な決定も発行元が行うという特性を持ちます。本記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧めるものではありません。