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ダイ(DAI)

DAI#25
¥158-0.00% (24h)

ダイ(DAI)とは?

ダイ(DAI)は、企業ではなくイーサリアム上のスマートコントラクトが暗号資産を担保に発行する、1ドル連動を目指す分散型ステーブルコインです。

ダイ(DAI)はUSDC・USDTとは発行の仕組みが異なります。USDC・USDTは特定企業がドルや準備資産を保管して発行しますが、ダイはブロックチェーン上のスマートコントラクト(自動プログラム)が定められたルールに沿って発行と回収を行います。

ダイ(DAI)はMakerDAOの公式資料によると2017年12月に初めて公開され、2019年11月に複数の担保を受け入れるマルチコラテラルDAIへ刷新されました。ダイは最も歴史の長い分散型ステーブルコインの一つとされています。

総発行上限4,568,565,612
時価総額¥722,313,815,898
循環供給量4,565,361,156 DAI
連絡先makerdao.com

ダイ(DAI)はどうやって1ドルを保つの?

ダイ(DAI)の価格維持の中心にあるのは過剰担保です。利用者がイーサリアムなどの暗号資産をスマートコントラクト(ボールト)に預けると、預けた担保価値より少ない額だけダイを新たに発行でき、担保が常に発行額を上回る状態が保たれます。

ダイ(DAI)のシステムは、担保価値が基準を下回るとその担保を自動的に清算して不足分を補います。十分な担保と自動清算の組み合わせが、特定企業なしにペッグを支える仕組みです。

ダイ(DAI)にはさらに、USDCなどのステーブルコインとダイを1対1で交換できる仕組み(PSM)があり、市場価格が1ドルから離れた際に裁定取引で戻りやすくしています。

DAI リアルタイムチャート

7d
24時間変動-0.00%
7日変動-0.02%
時価総額¥722,313,815,898
24時間出来高¥48,917,832,046
24時間高値¥158
24時間安値¥158
過去最高値¥193

Data provided by CoinGecko

ダイ(DAI)は誰が運営している?MakerDAOとSkyの関係は?

ダイ(DAI)の担保の種類・担保比率・手数料といったルールは、ガバナンストークン保有者の投票で決まります。ダイは長らくMKRトークン保有者とMakerDAOがこの役割を担ってきました。

ダイ(DAI)を運営してきたMakerDAOは、Skyの公式発表によると2024年8月にSkyへブランドを変更し、2024年9月に新ステーブルコインUSDSと新ガバナンストークンSKYを公開しました。Sky公式ドキュメントでは、MKR1枚はSKY24,000枚に、ダイ1枚はUSDS1枚に交換できるとされています。

ダイ(DAI)はSkyへの移行後も廃止されず、USDSと並行して流通しています。ただし一部の取引所ではダイをUSDSへ一括変換したりサポートを縮小したりする例があるため、利用するサービスの告知を確認する必要があります。

ダイ(DAI)は本当に分散型なの?

ダイ(DAI)は会社のないドルを掲げていますが、担保構成には逆説があります。ダイはペッグをより安定させるため、米国債などの実物資産(RWA)やUSDCを担保・準備資産に大きく組み入れてきました。

ダイ(DAI)への実物資産・USDCの組み入れは安定性とプロトコル収益を高めた一方、結局は中央集権的な発行体や伝統金融に依存しているのではという分散性の議論を生みました。ダイにとって、安定性と純粋な分散性のバランスは引き続き課題です。

ダイ(DAI)のロードマップは?Skyへの移行はどう進む?

ダイ(DAI)のロードマップは、MakerDAOがエンドゲーム(Endgame)と名付けたSky体制への移行が中心です。SkyはUSDSやスパーク(Spark)などの下位エコシステム(スター)を通じて拡張性と使いやすさを高め、報酬とガバナンスの構造を再編する方針を示しています。

ダイ(DAI)の保有者は、Sky公式アプリの変換機能でダイをUSDSへ1対1で交換でき、逆方向の交換も可能です。USDSを預けるとSky貯蓄レート(SSR)を受け取れますが、レートはガバナンスの決定により随時変わります。

ダイ(DAI)はSky移行後、新機能や報酬が主にUSDS側に集まる流れにあります。ダイを使い続けるかUSDSへ移すかは、各サービスの対応状況や必要な機能を基準に判断するのが一般的です。

ダイ(DAI)のリスクは?

ダイ(DAI)は長い運用実績を持つ分散型ステーブルコインですが、リスクがないわけではありません。ダイの担保に組み入れたUSDCや実物資産が揺らげばペッグに影響が出る可能性があり、極端な市場急落時には大規模な清算がシステムを圧迫し得ます。

ダイ(DAI)は、SkyとUSDSへのブランド・トークン移行の過程で、取引所のサポート縮小や流動性の移動による混乱が起こり得ます。スマートコントラクト自体の技術的欠陥の可能性や、各国のステーブルコイン規制の変化も考慮すべき要素です。

ダイ(DAI)に関する本記事は情報提供を目的としたもので、投資の勧誘ではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

基本情報

カテゴリStablecoinsDecentralized Finance (DeFi)USD StablecoinEthereum EcosystemCrypto-backed StablecoinFiat-backed Stablecoin

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