OUSGとUSDYはどんな商品?
オンドファイナンスの代表商品は米国債を裏付けとするトークンです。OUSGは米短期国債に投資する適格投資家向けトークン、USDYは国債利回りを反映する利息付きのドルトークンです。
オンドファイナンスの国債トークン(OUSG・USDY)の規模は、2026年7月のCoinDesk報道時点で約26億ドルです。投資家はウォレットから米国債の利回りにアクセスできますが、利用資格や対象地域には制限があります。

オンドファイナンス(ONDO)は、米国債や株式などの伝統金融資産をブロックチェーン上のトークンとして発行する実物資産(RWA)トークン化プラットフォームです。
オンドファイナンスはゴールドマン・サックス出身のネイサン・オールマン(Nathan Allman)氏が設立した企業で、『ウォール街の金融をオンチェーンへ』という目標を掲げます。ONDOはエコシステムのガバナンストークンで、プロジェクト資料によると最大供給量は100億枚です。
オンドファイナンスの本質は、コイン自体の技術よりも『米国債などの現実資産をブロックチェーン上で24時間取引可能にする橋渡し』という役割にあります。
オンドファイナンスの代表商品は米国債を裏付けとするトークンです。OUSGは米短期国債に投資する適格投資家向けトークン、USDYは国債利回りを反映する利息付きのドルトークンです。
オンドファイナンスの国債トークン(OUSG・USDY)の規模は、2026年7月のCoinDesk報道時点で約26億ドルです。投資家はウォレットから米国債の利回りにアクセスできますが、利用資格や対象地域には制限があります。
Data provided by CoinGecko
実物資産トークン化(RWA)は、国債・株式・ファンドなど裏付け価値のある資産をブロックチェーンに載せ、24時間取引や迅速な決済を可能にする分野として機関投資家の関心を集めています。
ブラックロックなど大手金融機関の参入でRWA市場は拡大し、オンドファイナンスはその主要プロジェクトの一つとされます。オンドファイナンスは2026年9月にブラックロックの戦略を用いたトークン化ポートフォリオを発表し、SBIグループとの日本資産トークン化での提携も公表しています。
オンドファイナンスは2025年2月に機関向け独自チェーン『Ondo Chain』構想を発表しましたが、CoinDeskによると2026年7月にこれを非公開・高速の取引ネットワーク『Ondo Network』へ置き換えました。Ondo Networkは取引の執行を非公開で高速に行い、決済はパブリックチェーンで行う設計で、最初のアプリはトークン化資産を担保に使える無期限先物『Ondo Perps』です。
Ondo Global Marketsは米国株やETFをトークン化し、ブロックチェーン上で取引できるようにするサービスです。オンドファイナンスのトークン化株式の規模は2026年7月のCoinDesk報道時点で約8億5千万ドルで、同月にはDTCCのトークン化権利に裏付けられた株式トークンも開始しました。
オンドファイナンスのロードマップは、トークン化の対象を国債から株式・ファンドへ広げ、Ondo Network上に現物取引・レンディング・仕組み商品・決済インフラを加えて、機関が使える規制に配慮した基盤を築くことです。
オンドファイナンスが掲げる最終目標は、伝統金融とオンチェーン金融をつなぐ『標準の通路』になることです。ただしOndo ChainからOndo Networkへの転換のように、計画は状況に応じて変わり得ます。
オンドファイナンス最大の変数は規制です。国債・株式トークンは各国で証券と見なされる可能性があり、規制リスクや地域ごとの利用制限が大きい分野です。RWAの普及が想定より遅れる可能性もあります。
オンドファイナンスの商品(OUSG・USDY・Global Markets)の成長とは別に、ONDOトークン自体にどれだけ価値が蓄積されるかは個別に確認が必要です。CoinMarketCapの情報では2027年1月に大規模なトークンアンロックが予定されており、流通量の変化も注目点です。
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
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